12月2012

中村酒造場訪問記 - 2012/11/15 -

甲斐商店さんを後にして、次の予定は13時に中村酒造場さんです。
中村酒造場は芋焼酎「なかむら」、「玉露」の蔵です。

時間的に霧島市の国分辺りで昼食をとるのがベストなので、まずは、霧島市を目指して車を走らせます。
国道268号線を走り、粟野ICから九州自動車道に乗り加治木JCで隼人道路に入り隼人東ICで降り、そこから国分市街地に行きました。
昼食後、カーナビだけを頼りに中村酒造場さんを目指し、迷い迷い13時ちょうど中村酒造場さんの駐車場に到着しました。

車から降りると、若い方から元気よく声をかけられました。
なにあろう、中村酒造場の息子さんで取締役の中村慎弥さんでした。
社長さんが急用でお出かけになったため、我々の相手をしてくださることになったということです。

事務所に通していただき、名刺交換。
中村取締役は私どもの住所を苦もなく読まれました。
ビックリしていると、今年の春まで大阪の南海酒販という問屋さんで修行をされており、南海酒販さんは私どもの店がある住吉区の隣町堺市にあり、かつ、堺市にも同じ町名”遠里小野(おりおの)”が存在しています。
まさか鹿児島で我が町のことを知っている人に会うなんて思っても居なかったので、私は急に中村取締役に親近感を覚えたのは言うまでもありません。
そんなところから、中村取締役の大学農学部卒業から後の話を少しお伺いしました。
大学卒業後すぐに東北の日本酒の蔵で酒造りを2年間勉強し、その後の2年間を大阪の南海酒販さんで問屋というものと小売店への営業活動などを勉強し、この春から中村酒造場に戻ってこられたそうです。

雑談が終わり、中村酒造場さんのお話を伺いました。
なかむらを美味しいと言ってもらえるのはうれしいが、蔵が小さく手作業なのでこれ以上の出荷は無理。
というわけで、新規取引は難しい。
ただ、こうしてわざわざ蔵まで来ていただいているところには将来取引をしたいという思いはあるとのこと。
また、蔵の伝統は守りながら、新しい面白い製品を開発したい。3~5年は掛かるだろうが何とか作りたいと篤く語られていました。
若いって言うのはいいもんですねぇ。

元々大阪からお電話でアポを取ったときに社長様のほうからも新規取引は無理と言われていたのを無理にお願いしてお話を伺うことになったので初めから取引に関しての答えは分かっていました。
また、後で蔵見学を中村取締役の案内でさせていただいたのですが、中村取締役がが仰ったとおり、蔵は小さく本当に手作りで作られているためこれ以上の出荷は無理というのがよく理解できました。

お話の後、蔵見学。

中村酒造場の蔵

まずは、石室で製麹。

製麹室(中村酒造場)
製麹室入口(中村酒造場)
麹米(中村酒造場)

この石室は、創業当時から使われているそうで物を大事に使うというこだわりを感じます。

一次仕込み、二次仕込み共に甕仕込みで、この甕も社長さんが焼酎つくりを始められるとき自分で埋め込んだ甕だそうです。
だから、甕がきちんと並んでないのですよと中村取締役は照れておられましたが愛情いっぱいな感じでした。

一次仕込み用甕(中村酒造場)
二次仕込み用タンク(中村酒造場)

蔵では社長様の意向で昔からのものを大事に使われており、中村酒造場さんのこのこだわりが焼酎の味に出ているのだなということが良く分かるのでした。

蒸溜機(中村酒造場)
貯蔵用タンク(中村酒造場)
瓶に栓をする機械(中村酒造場)

中村酒造場さんの蔵で教えていただいたのは、「なかむら」もレギュラー焼酎の「玉露」も作り方は全く同じで違うのは麹米だけだそうです。
「なかむら」も旨いですが、「玉露」が旨いのは当たり前でした。

最後に、中村取締役と写真をパチリ。

中村取締役と一緒に

貴重なお時間ありがとうございました。

後日談になりますが、国分の赤塚屋百貨店さんでお話をしているとき、中村取締役のことが話題に上がりました。赤塚屋百貨店さんは焼酎の扱い量に関しては県内一二だと思いますが、中村取締役はここで他の蔵の焼酎を大量に購入して家で飲み比べていらっしゃるそうです。勉強熱心な方です。

 

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納会

いつも水曜日に行っている前職のアルバイトを年末最終日の28日に振り替えてもらった。
ちょうど、水曜日には本業の酒屋の方でも仕事があったということもあるが、年内の事務処理を済ませないといけないのと年内最後の掃除をしておかねばならないので最終日に出勤したが、実はもうひとつ、納会に誘ってもらっていたのでそれなら最終日に出勤することに決めた。

飲み物は、本業のほうに協力いただき当店から事前に運んでおいたものがたっぷりあった。

19時過ぎに最初のチームが現場から事務所に到着。
ピザをネットで注文。

その他、乾き物やお茶などを買いに行く。

 

20時ごろから、なし崩し的に納会を開始。
現場がばらけていて遠いということもあり、集まるのには時間差がある。

20時半やっと全員集合。
といっても、来れるメンバーだけなので7人だが。。。

改めて、乾杯をしていたら、ピザのデリバリーもちょうど到着。

いろいろな種類の酒を持ってきていたので、みんな大喜びで酒が進む。

ピザと乾き物だけでは物足りないということで、たこ焼き・明石焼き・焼きそば・お好み焼きを買いに行く若手も出て、わーわーと話が盛り上がる。
明日から、ほとんどの人が正月休み。気分も高揚し、ますます酒が旨い。

私も、ビール→酎ハイ→ハイボール→黒ビールという感じで飲んだ。

あっという間に22時になったので、そろそろお開きにしよう。

今年も一年ご苦労さまでした。
また、来年もよろしく。
良いお年をと挨拶しそれぞれ散って行った。

 
私はというと、最後に焼酎の師匠の店「みずぐち」に挨拶していかないとと思い、一人「みずぐち」に行く。

鹿児島で買ってきた焼酎「古酒なかまた」を小分けして持ってきた。
「みずぐち」のマスターにテイスティングをお願いする。
正月開けたらテイスティング結果を聞きに来ますので、よろしくお願いします。
それと、まだ4本ほど買ってきた焼酎がありますので、順次テイスティングをお願いした。
マスター、快く引き受けてくれる。ありがたい。

用事はそれで終了して、私の方はまずは、「牧場の櫻」をお湯割りで頂く。
アテは、馬肉のベーコン(絶品です!)
牧場の櫻は原酒なのでアルコール度数高めだが、芋のまろやかな甘さが旨い。

最後にもういっぱい。
今度は、「がんこ焼酎屋」の無濾過。
こちらは、アルコール臭が立ち、ガツンと来る旨さがある。
量は飲めないが荒々しい味わいや芳ばしい匂いはくせになる。

そろそろ23時なので帰ります。

今年も色々な焼酎ありがとうございました。
来年もよろしく、お願いします。

 

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甲斐商店訪問記 - 2012/11/15 -

朝8時半、鹿児島空港に着きレンタカーを借り、9時前鹿児島空港を出発。
目の前にある九州自動車道の鹿児島市内とは反対方向に乗り、粟野ICで降り、国道268号線を水俣方面に走ると伊佐市に向った。
今回の蔵めぐりで空港より北にある蔵は、甲斐商店のみでした。

国道268号線を走って伊佐市に入ると大口酒造の大きな工場が見えてきた。後で分かったことだが、鹿児島では大口酒造の黒伊佐錦が良く飲まれているようである。

10時前伊佐市の甲斐商店に到着。清潔感溢れる綺麗でりっぱなお店である。
中に入り来意を店に人に伝えると、社長(甲斐商店は合資会社なので、厳密には社長ではなく代表社員であるが、ここでは分かりやすく社長と記す)は工場に行っているので少しお待ちくださいとのこと。
しばらく店内にあるテーブルで待たせていただくことになりました。

甲斐社長を待っていると、地元のおばあちゃんが空き瓶を持ってこられて新しい伊佐美を買って帰られたり、車で伊佐美をケースで取りに来られるお客さんが絶え間なく来られる。
やはり、地元で愛されている蔵なのだ。

甲斐商店全景

ほどなく、甲斐社長がやってこられ、名刺交換。

さっそくお話を伺う。
現在、目いっぱい焼酎を作っておられ既存の取引先に納入する分だけしか作れない。
新規の取引はとてもでないが無理な状態である。
まして、今年は芋が少なく、また、高値で取引されているため、例年の出荷量が作れるか微妙な状況だそうである。
出荷に関しては、問屋さん経由が70%で、残りを小売店と直取引、または、甲斐商店さん自身が販売されています。

我々も伊佐美がどれほど美味しいかを伝え、その美味しい伊佐美を適正な価格(定価)で販売したい想いを伝えた。

が、伊佐美が美味しいと言ってもらえるのは有難いが、先ほどお話した通りの状況なので、既存の取引先が何らかの事情で取引が無くなったら、新規の取引先のことを考えないわけではないが。。。
ということでした。

また、ネット上での価格については非常に苦慮されており、甲斐商店は、パソコンも置いていないしネットのことも何も知らないのに勝手に伊佐美が独り歩きしている。
どこかで誰かが儲けている。伊佐美は1980円の焼酎でそれ以上の高い焼酎ではないと怒っておられました。

甲斐社長様の印象は、伊佐美を愛し、一途に伊佐美を造られている職人さんと言う感じの方で伊佐美を過大評価もしないし過小評価もしないで客観的に見られていると感じました。

蔵は見学できないということなので、お話の後失礼しました。

また、鹿児島に来たら御伺いしますので、お話を聞かせて下さい。
よろしく、お願い致します。

伊佐美の看板 甲斐商店

貴重なお時間ありがとうございました。

 

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